大蔵ヶ岳は山口県山口市阿東にあるずんぐりとした豪快な、834mの山である。山頂近くにある展望岩からは、西中国山地の山々が大きく展開する。8合目には巨大な岩屋の権現窟がある。
徳佐盆地から見る大蔵ヶ岳 | 大きな地図で見る |
歩行距離 | 4.5km |
所要時間 | 3時間00分 |
累積標高差 | (+) 512m (-) 512m |
コース |
大蔵ヶ岳神社11:30 → 岩窟12:25 → 林道出合 → 大蔵ヶ岳12:45 → 展望岩13:00 → 大蔵ヶ岳神社14:30 |
大蔵ヶ岳神社横の駐車場に車を置き出発。最初は杉林の林道を行く。すぐに林道終点になり右方向に流れを横切る細い山道になる。数回沢を横切り渓流沿いの道を進む。大岩の間を通過するとジグザグの急登が始まる。途中5合付近にオニイタカヤデの巨木があり目印になる。
石積みの基壇に石像物が置かれ、しめ縄が張られている。この岩窟は、山麓にある熊ヶ瀬神社の奥の院で歴史も古いそうだ。そこから更にジグサグの急登を登っていく。周囲の木々はいつの間にか自然林に変わり心地よい。急登を過ぎ、荒れた林道を横切る。チマキザサをかき分けながらなだらかな主稜をたどり、曽野コースの分岐を少し過ぎたところに大蔵ヶ山頂がある。山頂は松林に囲まれ、展望はほとんどないが東の方向に十種ヶ峰が見えた。
記念撮影のあと山頂をあとにし、たどって来た道を下る。再び林道を横切り約30m下ったところに大展望岩への分岐がある(登って来るときは、標識が小さく見落としてしまった。)。約15m進んだところに絶壁の大展望岩がある。視界を遮るものはなにも無く、南東側180度の大展望が開ける。徳佐盆地、十種ヶ峰をはじめ青野山、高岳山、野道山、弟見山、莇ヶ岳、飯ヶ岳等の大パノラマが広がる。岩から落ちないよう後ずさりして腰を下ろす。昼食は、カップラーメンとサンドイッチ。大展望を十分に堪能したした後、来た道をたどり下山開始、無事大蔵ヶ岳神社の駐車場に帰着する。今日も、充実した1日を過ごす。山の神様に感謝。
長い休暇ももししばらくしたら終わり。今休暇の山行はこれで最後となる。
大蔵ヶ岳神社横の駐車場に車を置き出発。 |
単独登山はいつも緊張する。熊がでませんように。 |
沢沿いの道を縫って行く。 |
道は草が刈られて間もない。 |
五合目付近にあるオニイタカヤデの巨木 |
オニイタカヤデの巨木 |
ジグザグの急登を登って行く。 |
8合目付近・登山道それてすぐ先にある権現窟。 |
山頂に到着・展望は東側にわずかにある。 |
山頂は松林の中にあり目立たない。 |
山頂にて・隣にそびえる十種ヶ峰 |
9合目付近に大展望岩がある。 |
大展望岩からは180度の展望が開け、西中国山地の主要峰と徳山盆地が望める。 登頂記録: 青野山(2012.4.15)/ 安蔵寺山(2013.10.07)/ 寂地山(2011.5.25) 高岳山(2011.7.14)/ 莇ヶ岳・弟見山(2013.5.18)/ 飯ヶ岳(2013.10.06) |
大展望岩からの眺望 |
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